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浅間山自然観察会 2007年6月16日

 雲ひとつない晴天の中、小諸市主催の自然観察会が行われました.午前中は草すべりのユキワリソウの観察、午後は希望者でカラマツ調査を行いました.参加してくださった皆様、そして色々ご意見をくださった方々本当にありがとうございました!

ユキワリソウ観察会

草すべりの急斜面を登ると、ちょうど見ごろになったユキワリソウが迎えてくれました.

 

カラマツ調査

 浅間山は新しい火山のため、地面は砂礫質で植物の生育には適していません.そのため他の山より森林の分布する標高が低くなっています.しかし、年々植物が入り込んで、少しずつ山を登っています.そんな浅間山の自然の変化を記録しておこうという試みです.観察会参加者のうち希望者を募って行いました.登山道を外れるので、森林管理署より許可を取りました.森林管理署そして小諸市役所の生活環境課の皆様ありがとうございました.

 横10m縦20mの調査区を浅間山の斜面にそって、3つ作りました(標高の低いところから1,2,3).さらに調査区を縦5mごとに区切って(1:A-D,2:E-I,3:H-L)、その中にあるカラマツの高さと幅を記録しました.

 以下にカラマツの高さの頻度分布を示しました.この図から、調査区1には大きい個体の割合が多く、2や3にいくほど小さな個体の割合が多くなる傾向が見て取れます.カラマツが下から分布を広げていっている様子が、少し形になって見えたと思いませんか.