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冬虫夏草

2006.6.7 海北 標高3500m

6月のチベット高原では地面に這いつくばっている人達をたくさん目にします.彼らのお目当てはこれ↓冬虫夏草.先の細くなっている部分が地上に出ているので、それを探しほりあげているのです.

2006.6.13 当雄 標高5100m

冬虫夏草とは、昆虫などから出るキノコの総称ですが、本来は、コウモリガ(Cordyceps sinensis)の幼虫から出たひとつの種を指していたそうです.この種は、中国の医学・漢方の薬として使われて、高価な値で取引されています.漢方で使われる冬虫夏草は、四川、雲南、青海、甘粛、チベットからネパールの高山帯に分布するものだそうで、お金稼ぎをしたい人達が一生懸命探しているのです.ほら、見つけた人のなんと嬉しそうなことか↓しかし、私達は調査地に地温測定器を埋めているので、掘り返されないことを祈るばかりです.

2006.6.13 当雄 標高5100m